2021年4月30日。
ようやく晴れた。
止まない雨はない。
世の中的にはGW=ゴールデンウィークと呼ばれる期間に入っているわけだが、
西成的にはDW=デスウィークである。
それは、「仕事がない」という意味であるのだが、国際劇場がそう言っている。
「素晴らしき デスウィーク!!」
ウーバーイーツを稼働しようとアプリを開いたら、
「緊急連絡先を登録してください」
と言ってきたので、東京に住んでいる10年会っていない知人の番号を登録しておいた。
僕が自転車ですっ転んだら、彼に連絡が行く。
10年経っても、まだ迷惑かけます。
元気にしていますか?
今度、連絡しますね。
君の書いたイカれた脚本がまた読みたいです。
以上、私信。
家賃はいくら
ウーバーイーツ稼働中は、片耳だけBluetoothイヤホンをして、音楽なり、radikoなりを聞いている。
今日はTBSラジオの『問わず語りの神田伯山』を聞いていた。
伯山の奥さんがトイレで倒れてしまった回が面白く、繰り返し聞いた。
倒れている奥さんのために救急車を呼んだのだが、エレベーターのないマンションだったため救急隊員が搬出に難儀しているのを見て、伯山は
「なんでケチって、安いマンションにしたんだよ!」
と後悔したと言う。
とは言え、タワーマンションも別の問題がある。
ウーバーイーツで、タワマンの住民に届けることは多いが、セキュリティが厳重過ぎたり、住人の数に対してエレベーターが不足していたりして、時間がかかることが多い。
さらに、オサレな外観を保つためにマンション名の表記がなかったり、入口がわかりにくいマンションも多い。
毎日、大阪の街を走っていると、しょっちゅう救急車の往来を見かける。
そして、救急車は非協力的な他の車の影響を受ける。
何しろ、大阪では現在、医療崩壊が起きており病院の搬入までに数時間かかることもあるという。
『ミッドナイト・ファミリー』
というメキシコシティで私営救急隊を生業とする家族を描いたドキュメンタリー映画がある。
無線を傍受し、一刻も早く現場に向かおうとするドライバーは映画の中で、信仰を妨害する他の車に対して、スピーカーでこう言う。
「車をどけろ!お前の家族だったらどうする!」
日本の救急車もこのくらいの圧で怒鳴ればいい。
明らかに正しい物言いというのはあるものだ。
ウーバーしかいません!
この日は10時半〜21時ごろまで稼働し、¥11,200也。
繁華街の人出は目に見えて少なく、途中20時ごろ、梅田の交差点で信号停止して、隣を見たら配達員。向かいで信号待ちしているのも配達員。
スクランブル交差点で信号待ちしている人員のすべてがフードデリバリー。
思わず隣に居た配達員に
「今、世の中で動いてるの配達員だけかもね」
と言ったら、
「ホントだ!恐ろしいねぇ」
と笑い合い、互いの健闘を誓ってまた、それぞれ走り出した。
そんなデスウィーク!!
使った金額
お惣菜・天ぷら:384円(三個分)
イカ天:1058円
カルパス3本入り:212円
アーモンドピーク:117円
パニーニ ハム&ポテトサラダ:127円
ミニストップ・北海道らいでんメロン:216円
コカコーラ・アクエリアス:160円
サンガリア・すっきりとオレンジ:100円
チェリオ・ミックスフルーツオ・レ:100円
やかんの香ばしい麦茶:130円
タバコ・アメリカンスピリットメンソール9mm・5mm:800円
所持金
10,111円