2021年4月5日。
月曜日か。
『一週間』っていうロシア民謡ありますよね。
アレって、日曜に市場で糸と麻を買ってきたくせに、月曜に風呂焚いて火曜に入って、水曜にダチを迎えて、木曜に送って行って、金曜なんか「糸巻きもせず」っていう実質ゼロで、土曜なんかはダチも居ないのに「お喋りばかり」っていうほとんどノイローゼ状態で、「一週間って早いよねー」という内容。
こんな感じで年取るんだなぁ。っていう光陰矢の如し感があって良い。
こんな感じでダラダラと僕の「西成暮らし」も実質ウーバーイーツ稼働三昧で光陰矢の如しなんでしょうか?
いやぁ、良くない。良くないです。
何かしなければ。
ただ、もうめんどくさい。
そう、面倒なの。
街に出て、現場作業してる人とか、工事現場見ますよね。
なんか見ただけで、畏怖と恐怖が己の身体中に湧き立つのを感じる。
泥、コンクリ、足場、防音シート…、嫌悪感に近い。
「めんどくさい」
が全ての始まり。
こうやって、人生は投げ捨てられて行く。そんな気がしています。
一回転する
8時半に「快活CLUB」を出て、
9時半〜12半までウーバーイーツ稼働。
昨日、ピックアップ先のお店で貰ったアルフォートがあったので、食べながら。
そうしたら、「これで最後にしよう!」と決めた配達のスマホを見ながら運転で、車止めに激突。
右膝、左腕、右肩をしたたか打撲。
もう、笑いが止まらない。
「見ないでくだっせ。哀れな中年男を見ないでくだっせ」
と独りごちながら、周囲の人々の目から逃れて、裏路地で20分ほど地面に突っ伏す。
何でこんなことになるのか。
自転車本体の前輪も損傷した。
もう、この中古チャリも限界か。
もう、何もかも限界なのか。玄界灘か。
収入は、3,454円也。
銀行に行き、日曜の稼ぎから2万円のみおろす。
残りの6000円でケータイ代くらいは事足りる。
戻る西成
痛みと闘いながら、自転車で西成まで移動。
いつもの無料駐輪場にチャリをドロップ。
新たな宿「ビジネスホテル ちとせ」にイン。
五泊分。
1200円/一泊
の安宿だが、まあ大丈夫!
何が大丈夫って、とにかく大丈夫。
寝れます。屋根があります。湿布が貼れます。湿布はきっと翌朝には小さく丸まって布団の脇に転がっているでしょう。
つべこべ言いません。
安宿探訪のレポートも随分と滞っている。
もう正直、ブログを書くのも面倒になってきている。
ダメだな。
唯一の生存証明なのに。
風呂場に行ったら、凄まじい獣臭がした。
さっき獣を屠ったのだろうか。
違う。
きっと、今日一日働いたオッチャンの戦利品ならぬ戦利臭だろう。
臭いとの闘いも始まるシーズン。
シーズンインザサン。
プロレスラーからは、シーブリーズの香りがする。
肉体労働者にとって「香り」と如何に付き合っていくか?は、大命題である。
全身を湯に浸す。
あちこち痛い。
前回やらかした腰の痛みも冷めやらぬうちにまた傷を増やしてしまった。
湯の温度が温い。
傷の回復は遅い。
あらゆることが、めんどうに思える。
それでも生活は続いていく。
ウーバーのみならず、日常的にも必要不可欠なのでAmazonで、モバイルバッテリーを買い求めるためにスマホをずっと弄っている。
この西成の安宿でやることか?
かつてと何も変わっていない。
モバイルバッテリーの軽量さを表すのに、
「食パン6枚切り3枚分」
というのは、伝わる表現なのか?
人に何かを伝えるとは、どういうことか?
そもそも、伝えられる人間か、僕は。
映画『ジャッキー・コーガン』に確かこんなセリフがあった。
「何をやったか、が重要なのではない。何をやったと見えるか、が重要なんだ」
精一杯やってますよー(半笑い)で何が出来るか。
見える形にせねばならない。
収入
26,180円
使った金額
貯金:6180円
漫画喫茶宿泊代:2000円
宿泊代:6000円(五泊分)
駐輪場代:150円
ランチパック・ピーナツ:65円
ハムからしマヨネーズ:67円(二個分)
大きなエクレア:54円
じゃがりこサラダbits:171円
えびピラフ味コーンスナック:85円
ベビースター旨味醤油:54円
プリングルス・テキサスリブ味:149円
紗々:117円
烏龍茶煌:117円
ほうじ茶ラテ:95円
タバコ・アメリカンスピリットメンソール9mm:400円
所持金
17,022円