インタビュー
ズボンやパンツがこんなに消耗品だと感じたことはなかった。すべての男は消耗品である©︎村上龍 しかし、ズボンやパンツはいとも容易く破れる。そんな生活が、西成での暮らし。 もともと、一般的な人々よりも、多めに脂肪を蓄えているので、ズボンやパンツの…
「ソレイユ」soleilとはフランス弁で「太陽」を意味するらしい。シルク・ドゥ・ソレイユは「太陽のサーカス」「太陽のKomachi Angel」は日本のロックユニットB'zによる1990年のヒット曲。やや乱れて、ヨーセイ、イエーイエーである。 そんな、どんな? 名を…
西成あいりん地区には通称「花畑」と呼ばれるフェンスに囲まれた緑あふれるゾーンがある。 それは、大阪メトロ堺筋線9番出口の階段を登り、右手の阪堺線高架を潜るとあらわれる三角州状の土地。 「花畑」とは、菜園として色とりどりの植物を実らせた状態を指…
この世界には、「ルール」がある。 そして、そのルールには明文化されたものと、因習や慣習によった暗黙に固定されたもの、の2種類がある。ルールを知らずにゲームに参加することは、即ゲームオーバーを意味する。 そして時に、ルールを逸脱するあるいは、そ…
「昔はね、この新世界あたりに20軒以上映画館あったからね。今はもう串カツばっかりやからね。その串カツにも、もうみんな飽きてきたんちゃう(笑)」 大阪市浪速区。パリとニューヨークを併せたような景観を持つ大阪の新名所とすべく誕生した「新世界」とい…
あいりん地区のメインストリート。立ち飲み、角打ちの「小島商店」の隣。早朝から、お昼過ぎまでしか営業しない大衆食堂店。 「たちばな食堂」 メシを求める 西成に来て、体重が減ってきたと思ったのも束の間、最近は毎日、貯蓄を食い潰しているだけなのに、…
住所は、西成区山王1-4-16 www.google.com その店には看板がない。 窓ガラスに描かれたステンシルには、「親切〜」「ビー〜」との文字列がかろうじて判読できるけれど、店名はわからない。 「ビー ホニャララ」ってなんだろうか。これが店名なのかも知れない…
「女装」「ハッテン」という強烈なイメージに囚われていた僕であるが、それを極端に俗物視する必要も、神聖視することもない。という、女装大陸の全貌が、霞の彼方におぼろげながら見えてきた。そして、新大陸だとコチラ側は思っていても、すでにそこに営営…
引き続き、「女装とは何か?」というテーマに向かって、現役バリバリの女装さんに、女装さんの聖地・天王寺「通天小町」にて、お話を伺ってまいります。 <第1回はコチラ> nishinari-lives.com 件の「通天小町」コチラには、その場所ならではのローカルルー…
大阪、新世界を歩いていると、そこかしこで女装をした男性と思しき人を見かける。 田舎、僕が生まれたような辺鄙な地方都市ではまず見かけることはない。今はどうだろう?少しは変わったのかも知れないが。 西成のあいりん地区で、道端に腰掛けてコップ酒を…
大阪市西成区岸里に「あの手描き看板」を産み出し続ける工房はある。いまや絶滅危惧種といってもよいであろう、映画館の手描き看板 新世界国際劇場にて毎週、新作が披露されている、その創作現場におじゃましてきました。 八條工房 www.hachijyo-kobo.com 突…
新世界、通天閣のふもとに名物の手描き看板を掲げ、通常ならば毎日オールナイト興行を打ち続ける地元に根ざした3本立て上映の歴史ある映画館「新世界国際劇場」 3本立てのラインナップが入れ替わる毎週水曜日に向けて、火曜日の17時あたりに手描き看板の掛け…
新世界、通天閣のふもとに名物の手描き看板を掲げ、通常ならば毎日オールナイト興行を打ち続ける地元に根ざした3本立て上映の歴史ある映画館「新世界国際劇場」 緊急事態宣言により、オールナイト上映は中止しているが、夜半までの上映は決行中。前回の訪問…