2021年6月4日。
今日は、縁を作っていただき、長く西成労働福祉センターに勤務し、現在はあいりん地区のまちづくりや地域再生に関わる活動をされ、漫画家でもある、ありむら潜さんのナビゲートで「釜ヶ崎のまち・スタディツアー」に参加する。
朝から梅雨模様の雨。
昼過ぎに、説明会の会場に向かう。
こういう事前情報収集みたいなこと、その地を訪れる際の通過儀礼みたいなものは、3ヶ月前に済ませておけ!という気もする。無礼に西成に突入して、そのままなので巻き戻してやり直し。コロナの影響もあり、今日のツアー参加者は僕ひとり。マンツー。
太子の交差点からスタートし、あいりん地区をグルっと詳細に巡る行程は、濃密な時間であった。
ありむらさんは、コチラが質問を投げると、4倍付けで返答してくれるエネルギッシュな方であった。その模様は、改めて別記事でご紹介したい。
日雇いのおっちゃん達が溢れかえっていた時代を知っているそのお話は情報多すぎ。多分、まとめるのに2年かかるでしょう。仕事が遅い。
もっとも印象的だったのは、
「この街にも子どもたちがいる」
ということ。
普段、路上に座り込み酒をくらうおっちゃんたちの姿ばかりが目につくが、耳をすませば子どもたちの声も聞きつけることができる。
「子どもたちの未来につなげていかねばならない。この街も」
というありむらさんの言葉。
野良で、飛び込みでこの街とそこに住まう人を知りたいと始めた、この旅。
オフィシャルなシステムに関わることはなるべく避けてきたのだけれど、すっかりゲリラ手法は停滞気味。己の無力さと向き合いながら、この街と人を見つめていければ、と思う。
杉浦さん、ありむらさん、お世話になりました。
ツアーはたっぷり5時間近くに及び、事務所に戻って、少しありむらさんに話を伺う。
このブログも、進めていることも、46のもう終わってるおっさんの「自分探し」に等しい行為。
知りたいのは、西成のおっちゃんたちのオーラルヒストリー。
「どうやったら、仲良くなれますか?」
などと、ご相談。
時間かけて、機会を作って、関わっていくしかないのだろう。
西成やあいりん地区への先入観と関わり方については、僕のやっていることはおふざけが過ぎ、また根っこが座っていないやり方かもしれない。
杉浦さんにも、ありむらさんにも、このブログのアプローチを知られてしまえば軽蔑されるかも知れない。例えそうでも、それも受け止めねばならない。
使った金額
あいりん地区歴史資料:700円
鶏つくね串:135円
たまごサラダロール:130円
ぎっしり満足!サンド:178円
菓子パン・もっちわ:84円
牛スジ煮込み:214円
お惣菜・天ぷら:490円
ロッテ・ハーシーチョコケーキ:214円
コカコーラ・紅茶花伝ミルクティー:90円
ジャスミン茶:100円
レジ袋:3円
タバコ・アメリカンスピリットメンソール9mm:400円
所持金
42,196円