46歳の誕生日に始めた、西成安宿探訪も数えること10泊をこえた。
このブログをご覧いただいている皆様も、「来年はドヤ行ってみよう!」と思っておられることと存じます。
そこで今回は、これから西成ドヤ巡りをスタートさせる「あなた」のために、
2020最新版
西成の安宿に持っていくべきアイテムたち
をご紹介。
普段のわたくしのパンパンになったザックの中身をご紹介いたします。
※最近ブロガーの方々が「今年、買ってよかったもの!」みたいな有益で興味深い投稿をされているので、マネです。真似るは学ぶ。
コレが西成安宿に持参している一式だ!
以上です!
さようなら!
はじめまして!
説明させてもらっていいいですか?話しますね?
拡げてみると結構あります。都市生活者、朝から夕刻まではオフィス的な空間で、キーボードを叩いたり、キーボードを叩かなかったりしている雇われ人足なので、ほとんど手ぶらで会社に行っていたのですが、西成に行きだしてからこの量に。
①ザック
アメリカのmhm マイルハイマウンテニアリング社のSWITCH24というリュックサック。
スネークローダーシステムという3つのポイントで、S字型のファスナーラインどこからでも内部にアクセスでき、すべて開放すればガバっと開く。
このスタイルとしては、ミステリーランチのY字に開く「3ZIP」が有名ですが、バックパック作りのレジェンド、デイナ・グリーソンはmhmのデザイナーをライバルと目していたようです。
<参照>下北沢BOZEMANさんのブログより
容量24リットルですが、とにかくポケットや収納が豊富。想像以上のモノを詰め込むことができます。ザックって、床から持ち上げるときに、持ち手に困るんですが、上部についているハンドルが便利です。もう5年以上使っていますが、縫製のほつれもなく、堅牢。
ビビットなツートーンカラーが西成で浮きまくっているのは自覚しているのですが、美輪明宏も「冬になると日本人は葬式みたいなカッコ。原色を着るべき」と言っていたので、従っています。
西成の安宿に行くというのは、低山ハイク並みのアウトドア感はありますから、大変頼もしいです。
安宿探訪をはじめたばかりの頃は、このザックが虫たちに侵されているような気がして、ザックも洗濯していた。けど、もうしてない。慣れました。
②着替え
とりあえず一泊分の着替えを、グラナイトギアの底が防水透湿素材e-ventになっている「シルドライサック」に入れて、上部をロールしたあと空気を抜きまくると、かなりコンパクトにできる。防水なので、風呂上りのタオルを放り込んでも問題なし。
黄色のスタッフバッグは、そのままドヤの風呂場に持参。ボディソープやシャンプーの常備がない宿も多いので、チューブ式の洗顔料で髪も身体もやっつけます。もう、だいぶハゲてきたので、シャンプーに気を遣うべきな気はします。
当初、トラベルサイズのビオレUを導入していたが、すーぐなくなったので、ハトムギ洗顔フォームにした。
いまのところ一泊の装備。これから、長期逗留などを考えれば二泊分持参し、コインランドリー活用も視野に入れる予定。ドヤの共同炊事場で洗濯するのは迷惑だろうし。
③防寒着
寒さとの闘いも、西成安宿の醍醐味。
イギリスのモンテインという会社のプリマロフトを使ったプルオーバージャケットを持参。ユニクロのウルトラライトダウンとかでもいいのでしょうが、個人的にダウンジャケットが嫌いなので(毛が出るし、洗うの面倒だし)。
ドヤのなかで着るリラックスウェアなどは持っていかない。
宿ですれ違うオッチャンたちは大抵ジャージ上下などである。しかし、そんなもの持って行ったらかさばるし。なにより、わたしはまだ、西成安宿で「リラックス」という状態になったことがないのである。
④内履き
西成の安宿では、個室内まで下足を持って上がることがほとんど。同時に、館内は土足禁止なので、ホテル備え付けのスリッパを履くことになる。
これに少し抵抗がある、まだ。
布製だったりした場合など特に。その内履きでトイレから、風呂からすべて行き来するわけで濡れると厄介だし、衛生的にも心もとない。
ということで、マンションのベランダで履いていたビーサンを使っている。とはいえ、最近慣れてきて、備え付けのスリッパで過ごすことも多いので、やがて「持っていくべきリスト」からは脱落するかも。
⑤身だしなみグッズ
一般的なホテル用語でいえば、アメニティグッズということになろうか。
ポーチに、携帯歯ブラシ、毛抜き、エコバッグ的な袋、レジ袋を入れています。
歯は一生もの。ドヤでもしっかり磨きたい。
⑥マスク・ティッシュ・肌対策
ハンドクリームやリップは、冬の乾燥対策として。
マスクは数枚。
コンビニでもらえる濡れ手拭き、ポケットティッシュ。
コレらはザックの小分けできる収納部に分けて入れています。
いまのところ、西成安宿部屋にはボックスティッシュがあったことがない。ゴミ箱すらないことが多いので、当然かも知れない。
⑦メモ帳・ボールペン
なにかあったらすぐにメモる。
実際には、ブログのために安宿での会話や出来事を備忘的に書いています。
46歳なので、いまだに紙のテクスチャが好きなんです。
⑧ノートパソコン
ガキみたいなナリですが、ステッカーチューンされたmacbookAirのだいぶ古いモデル。
昼の仕事で使っているので、その延長線で持参していますが、Wi-Fiが効いている宿では、いたしかたなく仕事したりしているのです。イヤだ。
⑨電源・コード・モバイルバッテリー・イヤホン
何といっても、延長コード。限られた位置に、限られた数しかない電源を、自らの手元に引き寄せる必要がある。そこそこな重量ですが必須。
イヤホンはイタリアCarotOne「TITTA」
これで、なにがしかの動画を観たりします。なにがしかの。
サイドを押しこむとワンタッチで開けられるhumangear「GoTubb」というケースに入れている。
ほとんど使わないけど、一応モバイルバッテリー。
そろそろ、Wi-Fiの無い宿に備えて、ポケットWi-Fi導入すべきかも。
➉防水バッグ
これは主にノーパソを守る目的。
⑪折り畳み傘
モンベルの「ウルトラライトトレッキングアンブレラ」
驚異的な軽さ。それなりの強度。
傘を閉じて屋内に入る際に、いちいちケースにしまうのが面倒なので、防水のスタッフバッグに入れている。
⑫財布・カギ
カギの束には、爪切りも付けてる。
⑬ワイヤレスイヤホン
⑭ライター
大阪・四天王寺のオリジナルライター。
たびたび、デザインと色を変えて発売されるので、行くたびに買っていたら数十レベルで溜まってきた。年末には新作が出る気がします。
⑮クリアファイル
なんらかの紙情報をしまうモノ。
⑯本
いまは、戦中の検閲のことが書かれた本を読んでいます。
読書感想文をみんなで書くサイトにも参加していますが、最近あんまり、はかどっていない。
⑰手ぬぐい
出雲大社の手ぬぐい。参拝してからも、とくにイイことはない。
という訳で、
このようなアイテムたちと、毎夜毎夜、西成安宿探訪をこれからも続けて行きたい。
誰が見てるんだ?
でも、やるんだよ。
ということです。結局は。
あんまり寒い夜が続いたら、「電気あんか」とか持ち歩くのかも知れない。
これでも、結構重いんですけどね。
西成、あいりんで、このザック背負ったオッサン見かけたら、気軽に声かけてください!無視したらごめんなさい!